太陽光発電の効果
2015-01-09


電力の自給自足には10年くらい前から凄く興味があったのですが、2011年の原発事故で、”やらなければいけない”と強く思うようになり、3年ほど前、2012年の6月、自宅のメンテナンス作業の際に導入しました。

太陽光発電導入の第一の理由は、電力の自給自足。次に、二酸化炭素の削減。金銭的なメリットはその次という感じでした。導入したシステムは、TERAS 4.1KW のシステムで、結果は以下の通りでした。

我が家の年間電力使用量: 4,440 KWh
太陽光による発電量:4,356 KWh

 ※期間は2012年7月〜2013年6月の一年間です。 

つまり、我が家で使う電力の98%を太陽光でまかなうことが出来た、と言うことになります。

導入時に業者の方から戴いたシミュレーションでは、3,700KWhくらいでしたので、80%くらいまかなえればよいかなぁと考えていましたが、予想以上の効果となり、とても満足しています。

ちなみに、金銭的なメリットは、使用電力の削減+売電収入ということになりますが、この合計は、一年間で、約170,000円でした(42円/KWh契約です)。

今回、太陽光発電を導入して良くわかりましたが、電力は地産地消出来る時代です。自分家で使う電力はかなりの部分を自分で賄うことができるということです。

原子力発電等の仕組みで中央で大規模に発電して末端に送り届けるという従来の電力会社の仕組みは、非常に古い仕組みのような気がします。

家庭用、ということであれば、原子力発電は必要ありません。

ちなみに、最近発売された、燃料電池車MIRAIは、水素で発電して走りますが、水素を満タンにすると、60Kwhの発電能力を持ちます。一般家庭の電力使用量は、12Kwh程度ですから、MIRAIは、一般家庭の5日分の電力を供給できる小型発電所と考えることもできます。

電力会社と契約する代わりに水素を買ってくるという選択肢もある・・・、ということです。

本当に、良い時代になりましたね。
[太陽光発電-発電量]
[太陽光発電]

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