梅雨でなかなか天体観測が出来ませんね。ということで、またも機材ネタ。最近愛犬と共に、休日花を見に、散歩に出かけることが多くなりました。
写真を撮りに行くのですが、最近使ってるのは、天体改造したNikon Z7。
『天体改造』って?という方はこちらご確認ください。
夜空には電離した水素にまつわる光(Hα:656nm)が沢山あふれています。いわゆる散光星雲に含まれる赤い光なのですが、人間の目には感度が低いので、一般的なカメラでは、人間の目に合わせるため、透過率を下げるフィルターが入っているんですね。
このため、普通のカメラで撮影すると基本的に散光星雲の写りは渋くなります。
メーカーによってかなり違いがあるようで、Fujifilmのカメラなどは比較的よく写ると聞きますが、私の経験上、Nikonはかなり渋いです。(笑)
でも、どうせ星を撮るのであれば、やっぱり赤いものを赤く鮮やかに撮りたい!!
ということで、登場するのが、この『天体改造』です。
改造にはいくつか種類がありますが、今回ご紹介するのは、赤い領域をカットしているフィルターを透過型に変える改造(上記リンク先のHKIR改造)です。
勿論改造しなくても星を撮ることは可能ですが、私は星撮りに使うカメラは全てこの天体改造を行っています。
で、ちょっと前置きが長くなりましたが、今日の本題。(^^)
『天体改造したカメラは普段使いに耐えるか?』
天体改造すると、赤い領域を沢山通すようになるため、何も考えずに写真を撮ると、凄く赤っぽい写真になります。いわゆる赤カブリです。
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