IDAS NBZ フィルター買いました!
2021-07-03


NB1製品化以降、IDASは立て続けにこの手のデュアルバンドパスフィルターを製品化して市場に投入しました。私がNB1の次に入手したのがこのNB4です。OIII、Hαともバンドパス、15nmということで、NB1より光害の影響受けにくいかな、と期待して買ったフィルターです。このフィルターNB1よりも確かに効果は高いのですが、輝星に派手なゴーストが出るということでどうしようか困っていたところでした。

↓こんな感じです。凄く効果は高いので、M57やM27などは良いのですが、輝星がある対象の撮影は厳しいな、というのがこのフィルターに対する評価でした。カメラのセンサー面で跳ね返った光がフィルターで再度跳ね返ってイメージセンサーに写ってしまうというのが原因の様です。色々調べたところ、透過幅の狭いラインバンドフィルターでは、程度の差はあれ、比較的よく起こる現象の様です。

禺画像]

NBZ
そして今回のNBZです。バンド幅は12nmとNB4 よりもさらに狭くなっています。上記した通りNB4のいわばゴースト対策で購入したフィルターです。実は、IDASでは、このNBZの前に、NBXという同じバンド幅の製品があったのですが、すぐに販売終息し、こちらの製品が出てきました。NBXはゴーストが酷かった様でその対応版として出てきたのがこのNBZです。

カラー用のワンショットフィルターって使ってて凄く楽しいです。

NBZもどんな性能を見せてくれるのか楽しみです。
早く晴れてくれないかなぁ。(^^)

使用後、またレポートしたいと思います!!

(7/5追記)
そうそう、忘れてました。NBZですが、この様にF1.8〜∞まで対応の他に、F4、F2.8まで対応した3種類が準備されています。F4、2.8対応のものは∞より少しお安くなっています。何が違うのか購入前に問い合わせたところ、以下の回答がありましたので念のためシェアさせていただきます。

<以下ショップよりの回答です>
F値の対応範囲ですがIDAS社に確認しましたところF1.8〜F2.4やF1.8〜F4を使用した際の性能的なメリットは何もなく、例えばR200SS+コレクターPHの3.8の場合、「F1.8〜∞」「F1.8〜F4」どちらを使用しても撮影結果は変わらない。

では、なぜこのような区分が設けられているのか?については、製造過程における個体差の様で、F1.8〜∞製造の際、F2.8やF4までであれば性能を発揮するフィルターを破棄してしまうのが勿体ない為にご使用範囲を狭めて、安く発売している。
<ここまで>


続きを読む
戻る
[機材]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット