CP+ 2024 続報です。
Vixenサイトには VSD70SS 以外にも屈折望遠鏡の参考出品が目白押し。面白そうだなと思ったのは、SDP65SS です。
口径65oで、F5.5の360o。SDとEDを1枚ずつ含んだ4群4枚の光学系でイメージサークルは44o。面白いことに、フォーカサーが対物移動式となっています。動画はこちら。ドローチューブの繰り出しを無くすことで重いカメラを接続してもたわまないことを目的に開発した、とのことです。実は隣には通常のドローチューブが繰り出されるモデルも展示されていました。最終的には、対物移動方式になるとのことです。既に発売されているFL55SS は、結像性能の割に接眼部が華奢という評価も散見されましたので、それを克服するという意味では意欲作なのかもしれません。
この望遠鏡ですが、
『写真撮影に特化した鏡筒』
とある通り、スポットシミュレーションや周辺減光を見る限り結像性能は結構良さそうに思います。中央部もシャープそうなので、眼視性能もそれなりに良いのではないでしょうか。
対応するレデューサーも展示されていました。主焦点の 360o F5.5 がレデューサーを付けると、288o のF4.4 (x0.8)となります。
ぱっと見、
『口径小さいな・・・』
と思いました。VSD70SSの大きなレデューサーを見た後だけに尚更。
その為でしょうか、イメージサークルは 30mm で APS-C までの対応。APS-Cであれば、周辺光量は95%以上ある様です。
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